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2013年6月

2013年6月17日 (月)

26回目の通院日(6月6日)

もう10日も経ってしまいました。

5月から6月にかけて主催している文学賞の締め切り(5月末日消印有効)や文学講座(リーガロイヤルホテル大阪で6月4日に『マザコンだった?? 文豪たち』)があって、応募原稿の受付に追われたり、資料を再度読み込んだりと、なんかもうバッタバタしておりました。

賞の方はこれからが下読み(応募作品を候補作5作まで絞る役目をする仕事)で一番忙しいのではありますが、ぼやぼやしていたらもっと日が経ってしまうので、きちんと記録にとるべく、いつものように通院日の採血結果を書きます。

通院日は6月6日(木曜日)でした。

clover

白血球 2000/ul  (前回 2060/ul   前々1850/ul      基準値・女性 3500~9400

好中球 800/ul   (前回1050/ul   前々回930/ul       1000以下注意 )

赤血球 260万/ul   (前回254万/ul  前々回252万/ul     基準値 380万~500万/ul

ヘモグロビン 9,3g/dl (前回9,2g/dl  前々回9,1g/dl      基準値 11.5~16g/dl

血小板 8,5万/ul   (前回9,0万/ul  (前々回8,7万/ul      基準値 15万~35万/ul

clover

細菌を殺してくれる好中球が少なくなっちゃったdown

で、血小板もちょっと下がっちゃった。

まあ、そのかわりと言ってはおかしいけれど、赤血球が少しだけ増えました。

主治医にしたらこのくらいの変動は変動にもならないようで、異常なし、です。

採血を測る機械にも多少差があるでしょうし、このくらいは、ってことなんでしょうね。

これからの季節は食中毒に気を付けなくてはいけない季節ですから、こんな好中球の数字では、食べ物には要注意ですね。

clover

それで思い出したんですが、今回ロイヤルホテルで話したマザコン文豪の筆頭の森鷗外と泉鏡花は二人ともそろいもそろって潔癖症でした。

どちらも生ものはぜったい食べなかった。

鷗外にいたっては風呂もバイキンの巣だと入浴せずに金盥のお湯でタオルを洗って毎日体を拭いたというほどで(それじゃあ、鷗外さん、あなた髪はどうしてたんや? と突っ込みたい私)、果物も煮て食べた。

鏡花は挨拶などで畳に手を直接つけるのも嫌がって、手の甲を付けたという伝説があるくらいで、お菓子をあぶって食べたとか、日本酒もぐらぐら煮たつほど燗をしたとか、とにかく熱を通した物以外はあまり口にしなかった。

極端です。

でもね、私が無菌室にいた時は、まさしくそんな状態でした。

湯船につかる入浴なんてダメダメ。無菌室を出てからも入院中はシャワーのみ。

退院して、家に帰ってからもしばらくは生野菜はダメ、果物も皮の分厚いものをむいて食べる以外、皮のないイチゴはダメ、皮の薄いブドウも桃もダメ、なんて言われて、私が時々食べに行く板前割烹のひろせの大将は私のためにデザートにわざわざ桃を煮て用意したものを出してくださった。

ああ、なんや、私もそういうところだけ鷗外なみやないか、ははは、なんて思いました。

happy01

ところで、鷗外がそこまで潔癖症になったのは、ドイツで細菌についてコッホに学んだからでした。

よほどバイキンが恐ろしいと思ったのでしょう(それだけ注意したにもかかわらず鷗外は結核で亡くなりましたが)。

さて、はて、もう1人の潔癖症の泉鏡花です。

こちらはなぜゆえにそこまで徹底していたか、です。

鏡花の母親は、鏡花9歳の時に、公には次女を出産後に産褥熱で亡くなった、とされていましたが、実は調べたら天然痘で亡くなったという記録があったそうです。

もしそれが事実ならどうでしょう。

母に甘えたい年頃の鏡花にとって、大好きな母が恐ろしい病に侵され、姿も変わり(変わった姿を見たのであろうか、母の側に近づけてもらえたかどうか不明)、とにかく、伝染することを恐れた家族や親族によって、なんらか徹底した感染予防の処置をさせられたとしたら、その後の異常な潔癖症ぶりも、トラウマとして納得ではないでしょうか。

ちなみに、鷗外は死因は結核でしたが、病名は長い間世間にsecret隠されてきました。

鏡花の母の死因がsecret隠されたとしても、当時としてはそのようなものだったのかもしれません。

eyeearng

ちょっと、話が飛びましたね。

最後に、担当医と次回の診察日を決める時に、ちょうど7週間後にということになりました。

であれば薬は49日分。

しかし「薬は50日分出しましょう」と担当医。

「? ???」私。

「え、あの、49という数字、僕は出したくないから」

ほ?

「4とか9とか、あんまり出したくない」

なるほど。

そこまで気にしてくださるとは、ちょっと驚き、でも、うれしかったです。

ありがとうK先生。

note

そんなことで、6月6日の診察も、前回同様、何事もなく帰ってまいりました。

去年の8月から数値ほとんど変わらず。

私の場合、このまま行くのでしょうか。

ともかく、手洗い、うがいを励行し、鷗外や鏡花ほどにはできないまでも、細菌には要注意です。

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