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2011年11月21日 (月)

我が家の今昔物語①納豆禁止令

今は昔、結婚した当初の納豆がらみの話である。

夫は大阪の人間で、納豆は匂いも味も苦手であった。

私はそもそも納豆がそんなに好きなことでもなかったが、そんなこととは知らず、ある時、買って、お昼に食べた。

そのころは狭いマンションに住んでいたので、夫が帰ってマンションのドアを開けたら、納豆の匂いがするので、不快に思い、即座に、納豆は大阪では一般に食べられていないこと、自分も嫌いだからと言い「食べてくれるな」ときつく頼まれた。

大げさであるが、納豆禁止令が発令されたのである。

ところがそう言われると、ますます納豆が食べたくなるのが人情だ。

当時、たしかに大阪では納豆じたいあまり売っていなかった。

市場の味噌ばかり売っているお店の隅あたりにマレにひっそりと売られていて、それはしかも賞味期限ぎりぎりのものだったりした。

そういうものはますます匂いがきついのである。

で、密かに買ってお昼に納豆を食べて、何か紙でくるんでゴミ箱に捨て証拠隠滅を図ったのであるが、どうも夫の嗅覚は犬並みなのか、帰ってくるなり「お前、隠れ納豆したやろ」と責められた。

私は隠れキリシタンならぬ、隠れ納豆者なのである。

そう言われても、懲りずにときどき食べ、嫌味を言われた。

今から31年前の事である。

翌年、私の住む八尾に西武百貨店ができた。

その地下のストアにテンコ盛り新鮮な納豆が売られているのを見たとき、涙が出たな~~~。

西武は東京系のデパートだから納豆がふんだんにあるのだと嬉しかった。はんぺんも売っていた。大阪には無いものが売っていてありがたかった。

ところで、月日が経つうちに、納豆は血液をサラサラにする、体に良い、という健康ブームにのって、大阪でも食べられるように変化していった。

夫もいつのまにか、新鮮な納豆で作った、納豆の天ぷら(海苔で包んで揚げて天つゆで食べる)に始まり、烏賊納豆。豆腐納豆、などちょっとずつ怖いもの見たさに私が作るものに手を出しているうちに、一人でも納豆を食べるようになった。

先日、近所のスーパーに「匂い控えめ」納豆が安売りしていて、買って食べたら夫曰く「これは納豆好きには物足らん味やな~」と。

(いつからあんた納豆好きになったのよ。え?)

同じようなものに、サンマもある。焼いたら部屋につく匂いが不快なので、家でサンマは食べるなと言われて、それで友人の家でお昼にサンマ持参でサンマ定食を一緒に食べたりした私だったが、いつの間にか、夫はサンマも大好きな人間になった。

ほんまに今は昔である。

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コメント

こんばんは(*^-^)

「隠れ納豆者」笑わせていただきましたー。
ご主人がご一緒に食べてくれるようになって
よかったですね。

知り合いの方がご主人が魚嫌いでにおいでバレるので、
家で食べられないとぼやいていたのを思い出しました。

うちもだんなさんが納豆嫌いだったんですが、
私が関東にいたことがあり、納豆を食べる習慣があったので、
よく納豆を買っていたんです。

子どもが生まれてからは、離乳食なんかに納豆つかったりもするし、
自然とだんなさんも食べられるようになりましたね。
今じゃ自分から進んでパック開けてるから、驚きですよ。

身体にもいいし、好きになってくれてよかったですねheart02


むくむくさん! コメントうれしいです。
そうですか。お宅も旦那さん納豆苦手のクチだったのですね。
でもそうしてだんだん好みが近づいて夫婦になっていくんです。
ところで、ブログを見たら近所の古墳までおいでになったのですね。びっくりしましたよsign03
あれは中河内最大の前方後円墳ですが、近くには後期古墳(横穴式の円墳で石室が広い)でなかなかのものもあるのですよ。

ところでお宅じたい八尾には近いのでしょうか。
いつかお目にかかりたいですねheart01
ありがとうございました。

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